沖縄には、素晴らしい伝統文化がたくさんあります。 エイサー、民謡、民話、行事に対してのお話、わらべ歌等を通して自分の地域の文化を知り、 地域を大切にする心と住んでいる街を誇りに思う気持ち。そして、自分に出来ることは何かを考える人材となる子育てをします。
周りに保育園がない時代に「それなら自分で保育園を!」と、1982年2月に設立ました。
大学で児童教育を勉強していたことを生かしていけるので、仕事として[保育]を選択したことについては何の不安も感じることなく「保育の達人になる」と決意し、
それから38年間続けてくることができました。
保育園では、子育ての基礎となる『人格形成』を育てる大切な時期を過ごします。 今の時代は、複雑な要求が追加され、保育士の知識プラス社会情勢を見極める知識も求めらるようになりました。 日本人としての規範意識、沖縄人としての心の豊かさと文化、それらをきちんと教えると共に、国際人としての知識も指導に取り入れなければいけません。
食事の面では、長寿国としての健康づくりが小さい時から関わってくるので、園での食事もとても大切です。
わたしは、そういったさまざまな積み重ねがその人の健康や知識につながっていくという、とても大切な仕事を選んだと思っています。 いろいろなことが積み重なって、すばらしい人格をつくる子育てをするという意味を込め、園だよりの名称は「偶(たまさか)」にしました。
これからも、子育てに奮闘しているご利用者の皆様と共に成長していけたらと思っています。
我謝保育園創設者 呉屋 トミ子